知っておきたい予備知識

高速バスには昔から高速バスを運行していた会社と、最近2~3年で運行を始めた会社の2種類があります。

昔から運行していた高速バス会社は電鉄会社系のバス会社が多いのが特徴です。

こうした高速バス会社は大きな駅に高速バスのターミナルを備えているのが特徴で、歩く必要がなく大変便利なのが特徴です。

一方、新しい高速バス会社は高速ツアーバスの時代、バス停を持っておらず、路上でお客さんを乗り降りさせていたというのが一般的です。

高速バスに代わってバス停を設置する義務が課せられましたので、駅か少し離れた場所にバス亭を置いているのが特徴です。このためアクセスは悪く少し不便なのが難点です。しかしこうした新興の高速バス会社は運賃が若干安いことやシートなどには工夫を凝らして、快適に移動できるようになっているのが特徴です。

こうした新興バス会社が運賃をどんどん下げてきたことにより、従来からあるバス会社もそれに追随して運賃を下げています。こうした競争が起こることは良いことですが、安全性がおろそかになってきているとも言われています。

ですのでバスを利用するときは安全運行のノウハウもある従来からあるバス会社が、多少運賃が高くても安心かもしれません。

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